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第2回読書会雑感 by てら このエントリーを含むはてなブックマーク

 先週の火曜日(08.05.20)に第2回目の読書会(博多非凡塾)をおこないました。
 
 今回の課題本は『影響力の武器』。かなりヘビーな本ながら、非常に読みやすく、また、いちいち思い当たることがある内容が多いため、納得感深く読める本でした。

 
 参加者は5人。会の直前に就職内定をもらった大学4年生、イベント・チケット関連の会社員、元社会心理学専攻の人事部所属社員(女性)、医薬品の営業マン、ネットでビジネス展開をしている私。
 
 影響力を上手に行使して、相手を意図通りに動かす、あるいは相手に動かされるというのは、どんな立場の人間でも経験がありますよね。きっと、これは人類の普遍的な性質なんでしょうね。
 
 社会心理学で、この「影響力」について学んだ彼女は「意識的に、こういう技は使わないようにしている」と。
 
 しかし、仕事にせよ、人間関係にせよ、相手に不快な思いをさせることなく、意図した方向に相手の意識や行動をナビゲートできたら、それはお互いにハッピーなのではないか?というツッコミが。
 
 こういうツッコミは、お互いがどういう事実や経験を背負って発言しているのか、どういうイメージを描いて語っているのかという「お互い」の確認し合いにもなりますね。そこを大事にツッコミを入れ、それに応えていくと、いいダイアローグが生まれます。
 
 そして、このお互いの立ち位置を確認し、それを認め合いながらのダイアローグこそが、読書会ならではの魅力だなと感じた次第。
 
 前回の『ビジョナリーカンパニー』よりも、ゆるく、それでいて活発な議論になったのは、みなそれぞれに自分に引きつけて、というか本の向こう側に自分を置いて本を読めたからでしょうか。ある意味で、ハードだけど読みやすい本だったということですかね。
 
 とりあえず『影響力の武器』を読んだことは、メンバー5人それぞれにとって、とってもいい刺激になったのは確か。
 
 なにしろ情報化社会は一人で情報と向かい合う時代ですからね。しかも「衝動買い(衝動的なアクション)」が可能な環境も整っているし。砂粒のような個人なんて言われますが、影響力をもろに受けてしまう環境が整った時代ですね。
 
 だからこそ、学んでおきたい一冊。ナイスなチョイスでした。(^^)
 
 次回はドラッカーの『プロフェッショナルの条件』。
 
 来春から営業マンとして社会人デビューすることになる大学生の彼にはいいテキストになるのではないでしょうか。そして、社会人経験10年を過ぎたほかのメンバーにも、初心に返るいいきっかけになるのではないかと。
●●

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読書・読書会関連コラム  posted on 2008年05月26日 : コメント (0) / トラックバック (0)

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