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読書のシチュエーション by ヤナイチ このエントリーを含むはてなブックマーク

皆さんはどんな環境で読書をしていますか。

僕の場合、朝の1時間【7時〜8時】カフェで、毎日一冊というのが基本です。

・・・と太文字で言いたかったところですが、生活スタイルそのものを編成会議中
なもので、7月はほとんどできておりません。
(ついでにこの読書コラムもなんと3ヶ月以上ぶりです)

そんな中最近、自分なりに気持ちのよい読書のシチュエーションを見つけましたの
で、書いてみましょう。

仕事の休みがとれる土曜日の午前中、シチュエーションは2種類。

ステージ1
【7時〜8時半】福岡市中央区は今泉のカフェベローチェにて、アメリカンと共に。
その週読みたかった本を持ち込み、窓際のカウンター席で過ごす。
開店したばかりでお客さんは少ない。キラキラとした緑と、休日の朝の希望に満ちた
表情の人通りを見ながら携帯の電源を落とし、姿勢を正します。
誰からも邪魔されることのない時間、そこにあるのは本という、目に見える物質と、文字
の奥、行間にある著者や編集者の、目に見えない思い。
ここでは、1冊または2冊程度の本を集中して読むことに徹します。
個人的には再読の本を掘り下げる際に使えるシチュエーションだと思っています。


カフェに来る前にスイッチを入れてきましたので、部屋では洗濯機が高速回転し、
玄米がグツグツと炊き上がる最中であります。

ステージ1を終えて、一度部屋に戻り、洗濯物を干し、玄米を蒸らし、ベランダのオジギ草と
ハーブに水をやります。
今週1週間の夕食の食材の仕込みを終えると2度目の外出、ステージ2に突入です。


ステージ2
【9時〜11時半】カフェベローチェから若宮神社、児童会館を挟んで三軒お隣のツタヤビル
2F、スタバにて、本日のコーヒーをマグカップに入れてもらう。
ステージ2は持込みなしです。このツタヤの2Fはブックスペースになってまして、棚から
ピンとくる本を10冊ほど選び、自分のテーブルに運びます。
ここはそういう行為OKになっていますから、怒られるどころか、スタバのお姉さんもツタヤ
のお兄さんもにっこり優しく微笑んでくれます。
このステージでは携帯は切りません、手帳も取り出します。気になる本を高速で読むことと
気になったキーワードや思いついたアイデアをバシバシ書き込みます。
(自分の本ではないので手帳か携帯メモに)
朝の9時からこの場所は開放されますが、たいてい貸切状態なので、意外に集中できるんです。


カフェをはしごすることで、気分も変わりますし、たまった洗濯も炊事もやってしまいたいという
同時多発的欲求、から編み出された読書シチュエーションであります。
(独身一人暮らしなもので、休みの日にそういうの残すとストレスの種なんですよね)

同時多発なステージをはしごする、野外ロックフェスの醍醐味にも似て、エキサイティングです。

ここまでの時間で、ウィークデイにあまり読めなかったストレスがほぼ解消されていることに
気付きます。
午後からもまだたっぷり時間があるので、休日をさらにどんなふうにも使えるのです。

自宅・カフェ2軒のトライアングルが徒歩10分圏内なので使える技ですが、
休日に、自宅+カフェ+図書館を車を使って移動するなんていうのもありなんじゃないでしょうか。


せっかくなんで、ウィークデイの夜、自宅での読書シチュエーションについても書いてみましょう。


たいてい、夜はへとへとに疲れて帰宅するため、本など読む気力なんてないのだけれど

編集工学研究所所長・松岡正剛氏の言ったこの言葉にある日「あ、そうか」と膝を打ったのです。。

「忙しいとき、悲しいとき、疲れているときそんなときですら読書のチャンスはある」


「ときには食事やコーヒーや、ワインのように読んだりお風呂に入るように読めばいい」

なるほど、とすると本は

「ビールを飲むように」「ヒゲを剃るように」読んでもいいわけだ。

幸い、シーン毎に、本を手に取ることのできる雑然とした部屋(つまりとても狭い)のため
集中の対極にあるシーンでも気張らず読めるようになった

ソファーにうずくまってホッとしながら読む雑誌、フロに浸りながら読む金融関係、投資関係
の本(新書が多い)。そして、寝る直前に読む小説とか。
弛緩したシチュエーションでの読書は、結構楽しいことに気付いたのです。

つまり、シチュエーションは人の数だけ多様にあって、その人の生活に応じて変化するもの
なんですね。

こういうふうなのがおすすめですよ、とは言えても、こうしなきゃなんていうシチュエーションは
ありません。

読書はそもそも水を飲むようなものだというのが基本スタンスなのであれば、水をどんなシチュ
エーションで飲んでいるかを思い出してみればいいのですね。


そう思うと少し楽になりませんか?《Y》


追記

読書コラムの、エモーショナル部門またはロマンティック部門担当のヤナイチです。

読書グルのてらサンに、先日「1週間に1本は更新するって書いてたくせに・・・」と
ボクリ(ぼそりとチクリとの中間くらいのニュアンスで)と呟かれましてね

久々にこのサイト見たら、てらサンのコラムが7月は7本もアップされているではありませんか。
あんなに忙しいはずのてらサンが、こちらにも寄稿されているのを見たらやらないわけには
いきません。

8月は一念発起。週一で書きます。先にタイトル考えました。
8月は5本立て。

・8/2 読書のシチュエーション
・8/9 読書会のシチュエーション
・8/16「読書のシチュエーション」と「読書会のシチュエーション」
・8/23 睦言読書またはピローリーディング
・8/30 読書とロマンティック

(予備ネタ)草食読書と肉食読書


読書・読書会関連コラム  posted on 2009年08月02日 : コメント (0) / トラックバック (0)

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