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鍵かける読書・扉あける読書会 by ヤナイチ このエントリーを含むはてなブックマーク

予定より、タイトルを少し変更してお届けいたします。

先日、茂木健一郎氏の講演をPodcastで聴いておりましたら
 

「感覚系学習と運動系学習のループ」についての話題が出てきました。
(書籍「脳を活かす仕事術」と内容は被っているようです)
 

 
脳における感覚系の学習回路は見たり聴いたり読んだり、つまり入力
することで鍛えられる、一方運動系の学習回路は書く、歌う、表すなど
出力に重要な働きをする・・・というお話。 
 
感覚系と運動系は、車の両輪の関係です。
 
現代人は圧倒的な情報量で生きているため、感覚系の学習が一方的に
進んでおり、ちょっとバランスの悪い状態にあるんですね。
 

入力する機会は多いのに、出力する機会がない。
 
無意識で入力はされるけど、出力は意識しないとできないですものね。
 
ここでいう出力は、例えば本を読んで(入力して)、感想を“blogに書く”
でもあてはまるわけです。
 
ただし、人間は感覚系の学習が進みすぎると、出力する際の理想の状態
とギャップがありすぎて、苦しくなってしまうのだそうです。
 
これって、ものすごーく身につまされる話です。
何度何度もblog引越ししてますもの、僕自身・・・。
 

茂木氏がエピソードの中で象徴的に使われていた言葉でこういうのがあります。
 

Why doesn't he write up and find out?
 
 
自分の無意識は分かるもんではない。

その行動・動作をすることによって初めて分かることがあります。

 
自分自身との対話は、外を一度経過しないと完結しない。
 
うーむ、そうだな。
 
 
 
さてこの場所書くにあたって 
 
「読書」と「読書会」の対比をいろいろ考えてみます。
 

“インプットとアウトプットの違い”じゃ当たり前すぎて、このコラムが
膨らまないなと、ぼんやりと思っておりました。
 

本を読むのは楽しい。楽しいから読もうとする、そこに満足もある。
 

でも、読んだ後に自分が感じたことの大部分に、無意識に鍵を
かけてるんじゃないかと思うんです。 
 

あ、鍵をかけることは悪いことじゃないんですよ。
 
家に帰れば鍵をかけますし、そうしないと安心して眠れない。
 
でも、窓を開けないと風が吹かないし、扉を開けないと外には
出られない。
 
風を感じないといかんぜよと思います。
 

読書に関しては、鍵をたくさんかけすぎて外に出られなくなって
いる状態なんじゃないか・・・と。

 
これって、読書会やり始めてから浮かんだイメージなんです。
 

 
「鍵かける読書・扉あける読書会」

 

読書会って、ゆるい強制力があるので、扉を開けるんですね、窓も開く。
 
風がざわざわ感じられますか?
 

自分の言葉で、声に出す。声に出すと音として外に出ます。
 
吹いた風には情報が乗っている。あれ、こんなこと考えてたんだ・・と。
 

対角線から別の風が吹いてくる。あれ、そんな見方あるのかしら・・・と。

 
自分が考えていることは、外に出して初めて分かる。
 

相手が考えていることが分かって、自分の考えも意識される
 


時々、風を身体に通すために「読書会」やりましょう!《Y》

読書・読書会関連コラム  posted on 2009年08月16日 : コメント (0) / トラックバック (0)

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