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【言葉】本を置こう by てら このエントリーを含むはてなブックマーク

ショウペンハウエル著『知性について』より
 

 ひまになるとすぐ書物に手を出すのは、よくないことである。しばらくは自分の頭の中を静めるがよい。そうすれば、とかく良い考えが浮かんでくるものである。リーマーがゲーテに関する著書の中で、独創的な思想はほとんどいつも、歩いているときか立っているときに訪れるもので、坐っているときに訪れることはきわめて稀であると言っているが、これは至言である。

 
 ショウペンハウエルは、本を読むということを「思索の代用品に過ぎない」と言います。
 
 実際、本を読んで何かを学ぶという場合、実は本を読んでいない時にこそ、本当の学びがあるものです。
 
 本を読んでいる最中に、本を置いて物思いにふけってみる。
 
 本を読んだ後に、それを元に実行し、体験してみる。
 
 本から得たアイディアを紙にまとめ、あるいはそれをきっかけに思索を深めていく。
 
 本でいくばくかの知識を手に入れたとしても、そんな知識は何の役にも立ちません。
 
 「本を読む」というのは、「本を読んでいない時間」を含めて考えるべきものなのかも知れませんね。
 
 表面的な「本を読む」ことに必死になりすぎると、手に入るはずの成果、成長を置き去りにしてしまうかも知れません!
●●

読書・読書会関連コラム  posted on 2009年07月11日 : コメント (0) / トラックバック (0)

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