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読書会なるもの
去る08年2月2日の中日新聞の夕刊に、名古屋の読書会「名古屋アウトプット勉強会」のことが紹介されました。
中心メンバーは、私がおこなった最初で最後の名古屋3日間集中レッスン(主催:日本経営教育研究所)受講者のお二人です。
お一人はもともと多読志向だった方。もうお一人は、熟読派(というより読書苦痛派)だった方。
レッスン後に、せっかく読書をシフトするっていうことを学んだのだから、読書会でもやろうかってことになったらしいです。
速読を学んだ二人が読書会ってのがおもしろいですね。(^^)
速読を「目的」とせず、自分を高めるツールと位置づけ、その究極の目的を「成果の上がる読書」「自分の成長」って考えれば、1つの形として「熟読」「吟味」という読み方にも目が向きます。
そして、それが「読書会」というアウトプットの場につながると、思考が独りよがりに陥るのを防ぎ、さらに視点に奥行きを付けることができます。
ブログに読書ログを書くというのも、今の時代としては「あり」なのですが、ブログはどうしても「更新頻度」を気にしてしまいますよね。そうすると読みやすい本、人に勧めやすい本をさらっと読んで、受けのいい意見を書いてしまいたくなります。
自分の立ち位置からの読書ではなく、他者の視点で本を読むという、何ともおかしなことにもなりかねません。
それに一人で考えていても深まらないことってあります。他人から「それってどういうこと?」ってツッコミを入れられて初めて、「う〜ん」って頭が動き出すんですね。
なにしろ、読んだ本を人と語り合うのは非常に素晴らしい効果があります。
読みが深くなる上に、他者と視点や思考を共有できます。
これが同じ組織のメンバーであれば、仕事や活動にも必ずいい影響があるはずです。
私も大学時代は、法学部のメンバーを中心とした読書会(おもに社会学系の読み物)に参加していましたが、その時に鍛えられた力ってのは、今でも「活きてる!」って実感しています。
自分の意見をまとめるのが、こんなに大変だとは!
自分の意見が、こんなにも人に伝わりにくいものだとは!
自分の意見が、こんなにも曖昧なものだったとは!
自分の読書が、こんなにも浅はかなものだったとは!
まぁ、そんなダメダメ感に打ちのめされて、あんまり参加率も高くなかったのですが、毎回が強烈な「学び」体験でした。
ちなみに、そのころから、私がバイブルとして読んでいる「読書の手引き」が内田義彦著「読書と社会科学」です。
この本には、私の読書の基本が詰まっています。もう20年、ずーっと読み返し続けている本です。
この中には「読書会」の話も入っています。そして、私も「いつか、読書会を主催したいなー」などと、ここ2〜3年、たくらんでいました。
同じ「読書」という言葉で語られたとしても、読書会で目指す読書と、速読で目指す読書はまったく違いますから、ちょっと私には荷が重いかなと思いつつ。(速さを使いこなせることで、質の深まりを手に入れやすいということはありますけどね。)
読書会で目指すのは、「視点、意見の交流」による「深まり」です。
読書というモノローグ(独り語り)から、読書会でのダイアローグ(対話)へのステージの上昇で得られるものは計り知れません。
さらに「今月の課題図書」みたいな感じで、普段なら読まないような本にトライできるのも、いいプレッシャーになります。
あなたも、ぜひご家族やご友人、あるいは職場の仲間と、ぷち読書会を始めてみませんか?きっと、得られるものは絶大なはず!
そんなこんなで、ようやく重い腰を上げ、4月から読書会をスタートさせた次第です。
いよいよ来週、2回目。課題図書は『影響力の武器』。
どんなダイアローグが待っているか楽しみです。。。
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読書・読書会関連コラム posted on 2008年05月17日 : コメント (0) / トラックバック (0)
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