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読書会なるもの(2)
第1回目は「ビジョナリーカンパニー」をサカナにゆるーく語り合ってみたわけなんですが、実はこの本、励まし系経営コンサルタントの武沢伸行さん(「がんばれ社長」でおなじみ)から3年前に薦められて、1度だけさらっと読んだことがありました。
その時はほとんど「他人事」でした。
自分とビジョナリーな会社に接点を見いだせなかったんですね。というか、自分の仕事に対する覚悟も定まっていなかったような感じでしたし。
あれから3年。当然といえば当然なのかも知れませんが、本が語りかけてくれるものは、まったく違ったものでした。
いや、これはやはり『読書会の課題図書』という状況設定の影響の方が大きかったのかも知れません。
ハウツー系のビジネス書を読んで「成果」に結びつけるのは、ある意味で簡単です。最初に「目的意識」を明確にしやすいですからね。(明確にしてない人が大多数っていう気もしますが…。)
でも、こういう自分の仕事や生活に直接結びつかない読書というのは、本当の意味で自分の感性が問われる作業になります。リアルな生活や仕事と直接結びつかない本、特に古典なんかは、とことん自分の内側に立ち返りながら読まないと深まらないんです。
この本からどういうエッセンスを抽出し、自分にどう引きつけて思考できるかは、その人のセンスにかかってきますね。
いや、センスっていっても「いい」とか「悪い」とかではなく、「その人まるごと」の問題ですので「みんな違って、みんないい」なんですが。
きっと、だからこそモノローグで終わらせずダイアローグすることで、深みが増し、今まで平板に見えていたものが立体的に浮き上がってくるんだと思います。
このあたり、『ジェイン・オースティンの読書会』の登場人物たちが、それぞれの人生を認め合っている姿勢に学びたいところです。
いずれにせよ、今回の『ビジョナリーカンパニー』を読むにあたって、読書会という環境整備が非常に大きな意味を持ったことは間違いありません。
なにしろ、読書会に参加することで、自分のアンテナ(目的意識)をガツンと建てて、自分のフィルター(視点と問題意識)をしっかり効かせて読んでいかざるを得ない環境が手に入ったわけです。こういう読書って、独りで読んでいてもなかなか実現できませんよね!
これも読書会の大きな意義ですね。(^^)
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読書・読書会関連コラム posted on 2008年05月17日 : コメント (0) / トラックバック (0)
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