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読書会の本の選定
月1回の読書会も、4月から6回になりました。今月で7回目。
毎回、課題図書の選定にアタマを悩ませます。
前々回は福沢諭吉の「学問のすすめ」。
これは、本当に読みにくい本でした。二重否定表現や、あの時代の独特の言い回しなどがあって、さくさくと読むわけにいきません。
しかし、これがよかった!
この本は現代語訳もあるわけですが、現代語で読んでしまうと、実はするするーっと読めてしまいます。つまり、内容が難しいわけではないんですね。納得感の高い内容ですし。
この「読みにくさ」のおかげで、本気モード150%ぐらいで一語一語と闘うことになります。
知らず知らずのうちに、福沢諭吉の思想に超積極的に立ち向かうことになります。
祖国の真の自立を願い、そのために若者たちに「一身の独立」を説く。
国家の法規システム、法治国家の基本を説きつつ一種のプラトンの貴族政治に近い民主主義を標榜する。(だと思う。)
言葉の格闘のおかげで、「ふーん」にならず、「ほほー」という感嘆が生まれる。
時代を超えて、諭吉の志向した国と個人のあり方に共感が生まれる。
読書会としてはチャレンジかな、などと心配しましたが、杞憂に終わりました。
10月の課題図書は、新渡戸稲造の「武士道」。これは原書が英文なんで、現代語訳です。
彼がなぜ5000円札になったか、日本人のほとんどが理解できていないはず。
彼が日本と世界の架け橋になろうとした、その熱い想いに触れ、国際社会にいやおうなく巻き込まれていく私たち自身を振り返る機会にしたいと願っています。
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読書・読書会関連コラム posted on 2008年10月09日 : コメント (0) / トラックバック (0)
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